不滅のあなたへの現世編（現代編）をネタバレ解説！キャラ＆登場人物も紹介！

この記事では不滅のあなたへの現世編（現代編）をネタバレ解説していきます。

不滅のあなたへとは、「週刊少年マガジン」にて2016年50号から連載しており第43回講談社漫画賞少年部門受賞を経て2022年2月時点で累計発行部数300万部を突破している、超人気作品です。

そして現在物語は「現世編」にうつっており、さらに面白い展開になっています。

ではまずは現世編までの経緯をみていきましょう！

※この記事は不滅のあなたへのネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。

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不滅のあなたへの現世編（現代編）をネタバレ解説！最新編までの経緯！

ここでは連載開始から現世編までの経緯をネタバレ解説していきます。

ネタバレが苦手な方はご注意ください。

「不滅のあなたへ」のネタバレ：ニナンナ編

(C)大今良時／講談社

少年の姿となった主人公は、旅をしている内に何度も死んでは蘇りを繰り返します。

そして主人公はニナンナ国に入り、そこでオニグマと呼ばれ神聖視されている獣への生贄にされる少女・マーチと出会いました。

マーチは主人公が不死であることを知ると、「不死だからフシ！」という理由で主人公にフシという名を付けました。

その後、マーチを生贄の儀から助けようとしている女性・パロナや、生贄の儀を取り仕切るヤノメ国の女性・ハヤセとも出会い、フシは多くの刺激を受けていきます。

ハヤセはオニグマに襲われたフシが蘇るところを目撃してフシに興味を持ち、マーチとパロナ、フシに反撃された重傷を負ったオニグマとともにヤノメ国へと連れ帰りました。

「不滅のあなたへ」のネタバレ：ヤノメ編

(C)大今良時／講談社

ヤノメはニナンナよりも発展した国で、見た事のない料理や食べ物が沢山ありました。

しかしハヤセは料理にニシアサガオという昏睡薬を混ぜ込んでおり、3人を眠らせた後監禁状態にしました。

監禁先でマーチはオニグマを怖がらないという理由からオニグマの世話をさせられましたが、もともと弱っていたオニグマはマーチの世話に感謝して死んでいきます。

一報パロナはマーチとフシと一緒にヤノメからの脱出を図りますが、追ってきたハヤセが放った矢によってマーチは死んでしまいます。

その様子をみていたフシは怒り狂い、オニグマへと変化し、ハヤセに重傷を負わせることに成功しました。

その後、パロナによってマーチの亡骸と両親に当てた手紙はニナンナに届けられ、フシはヤノメで出会った老婆ピオランとともにタクハナに向かうのでした。

「不滅のあなたへ」のネタバレ：タクナハ編

(C)大今良時／講談社

ピオランと旅をする中でフシはたくさんの言葉を教わり、多少の意思疎通ができるようになりました。

しかし森で野宿をしているときに、初めて敵・ノッカーに襲われます。

さらにピオランには見えない観察者が現れて、フシに「あれは敵だ」と教えて戦うよう指示します。

なんとか勝つことができたフシは観察者に何者かと尋ねると、観察者はフシの生みの親で、世界を保存するためにフシを作ったと言って消えていきました。

ピオランの目的としていた場所は自身の恋人がいるタクハナ国という国でした。

タクハナでフシは、ピオランの恋人で変人の発明家・酒爺とその手伝いをしている少年・グーグーに出会います。

数年もの間、酒爺とグーグー、ピオラン、フシは一緒に暮らし、一度だけノッカーに襲われますが、グーグーと協力して倒すことでグーグーとフシは兄弟のように仲良くなっていきました。

ある日、グーグーが憧れている富豪の1人娘・リーンの誕生会に招待され、その誕生会中にフシを狙うノッカーが大規模な攻撃をしかけてきます。

そしてこの戦いの中でグーグーはリーンをかばいながら死亡してしまうのです。

(C)大今良時／講談社

なんとか戦いに勝ったフシは酒爺たちの待つ家に戻りグーグーに死を伝え、新たな旅へでるのでした。

「不滅のあなたへ」のネタバレ：ジャナンダ島編

(C)大今良時／講談社

新たな旅にでたフシでしたが、途中でピオランと再会します。

ピオランはフシのことが心配で追ってきてくれたそうです。

新たな力を獲得しようと密林を目指すフシとピオランでしたが、手違いから、罪人とその家族を隔離するジャナンダ島へ送られてしまいます。

フシは手違いを犯した張本人である少女・トナリから、島を出るには島長を決める闘技場で優勝するのが唯一の方法だと告げられます。

フシは島長決定戦に訳も分からず出場しましたが不死であるため、決勝戦まで勝ち残りました。

（その途中で、かつて自身を助けたパロナの姿を獲得し彼女の死を知ることになります）

そして残すは決勝戦というところで、ノッカーが島に現れます。

一部の情報を奪われたフシは苦戦しますが、トナリたち島民の力を借りて勝利し、奪われた情報を取り戻しました。

これをきっかけにトナリたちとも和解し、彼らと協力して島からの脱出を図ります。

(C)大今良時／講談社

ついに決勝戦、その相手はフシを追い島へやってきたハヤセでした。

多彩な力を持つフシ相手に、ハヤセは熟練の技術と毒を用いて勝利します。

そしてハヤセは島長の権利をトナリに譲渡するのを条件にフシを手に入れ、トナリたち子供とピオランは島を脱出させたのです。

しかし、トナリはフシを助けようと1人で島へ舞い戻り2人は無事に落ち合うのですが、再びノッカーの襲撃に遭ってしまいます。

その後、フシはハヤセを縛って船で島を離れ、海の上で縛ったままのハヤセを置き去りにし、フシは1人で陸へ上がりました。

海の上で1人になったハヤセは生き残っていたノッカーに襲われ、寄生されてしまいます。

一方フシは道中で再会したピオランと共に旅立ちますが彼女は老いに侵されており、どんどん認知症がすすんできました。

そしてピオランはフシにのみ見える観察者に、フシの傍で生まれ変わりたいと告げて、息を引き取ったのです。

「不滅のあなたへ」のネタバレ：サールナイン島編

(C)大今良時／講談社

ピオランの死後、フシはサールナイン島で40年を過ごし、襲来するノッカーを撃退する日々を送っていました。

そんなある日、彼の元へフシの守護団を名乗る一行と、団長のヒサメという少女が現れます。

ヒサメはハヤセの孫で、彼女が左腕に宿していたノッカーの核を備えていたため、ハヤセの生まれ変わりと呼ばれていました。

フシはハヤセとの因縁からヒサメを嫌っていましたが、純真な彼女を次第に受け入れ、ノッカーが襲った村へと行動を共にします。

道中、フシは村へ支援にやってきた男女と出会います。

(C)大今良時／講談社

女性はフシを助けようとやってきた、成長したトナリでした。

ヒサメの左腕と交戦した結果、トナリはノッカーに根を張られ、ついに死亡してしまいます。

彼女の姿を獲得したフシは初めて彼女の正体を知ることとなり、その後フシは敗走していたヒサメを守護団に届け、観察者の提案で街へ出ることにしました。

「不滅のあなたへ」のネタバレ：ウラリス王国編

(C)大今良時／講談社

街で暮らし始めたフシの元には、度々ハヤセの子孫である守護団が訪れるようになりました。

彼女らはみなノッカーの左腕を継承していましたが、フシはひょんなことから6代目の継承者である青年・カハクと行動を共にすることになります。

旅の途中で彼らは「ボン王子」と呼ばれるウラリス王国の王子・ボンシェン・ニコリ・ラ・テイスティピーチ=ウラリスに捕らえられてしまいます。

彼は実は死者とコミュニケーションをとることが出来るという高い霊能力を持っており、死者のトナリに導かれてフシたちを仲間にしようと捕らえたのでした。

晴れてボン王子達と仲間になったフシたちでしたが、同じくフシを狙うベネット教団によって全員捕らえられてしまいます。

その後なんとか危機を脱してウラリスに帰還した彼らは、大陸一の王都であるレンリルに移動することになりました。

「不滅のあなたへ」のネタバレ：レンリル編

(C)大今良時／講談社

王都・レンリルではついに、フシたちとノッカーによる総力戦が始まろうとしていました。

フシはノッカーに対抗するために新たな力と新たな仲間たちを手に入れます。

ボン王子が募った仲間は「忠誠心・カイ」「背教心・ハイロ」「打算・メサール」の3人で、彼らはフシにとって心強い味方となりました。

彼らはノッカーの襲撃に備えてレンリルの街の防御力を高めるために、レンリルを統治するアルメ王女に相談をしに行きます。

最初は彼女の信頼を得られず四苦八苦する彼らでしたが、なんとかフシの能力を使って街中に網を張り巡らせることに成功。

(C)大今良時／講談社

ついに始まったノッカーとの総力戦の中で、なんとカハクの左腕が裏切ってフシに手をかけてしまいます。

そのせいでフシは再び最初の球体に戻ってしまいますが、ボンが自害したことによりフシは再び器を手に入れ、復活することができました。

なんとか勝利したフシでしたが、一方カハクは責任を感じ、1人でベネット教のアジトに乗り込み自害するのでした。

フシはこれからの世界をノッカーから守るため世界中に根を張り、深い眠りにつきます。

「不滅のあなたへ」のネタバレ：現世編（現代編）

(C)大今良時／講談社

レンリルでの攻防戦から数百年後、待ち望んだ平和な世界になったと確信し深い意識下の中から目を覚ました、フシ。

椅子から立ち上がり“少年”の姿となって美しい自然を目の当たりにした彼は、「やった…！」と口にし両手を掲げ喜んでいました。

そして約束通り仲間のみんなをそれぞれの故郷で生き返らせた後フシもどこかへ行こうとするのですが、世界と繋げていた右腕のロープを切り離すわけにもいかず身動きを取ることができませんでした。

するとそこに“観察者”が現れ、「地球の体表全てに根を張り一つ残らず敵を滅した」「ほうびをやるに値する」と言って、切り離してもまた繋げられる“再接続”の能力を与えてくれたのです。

そうしてフシは心置きなく新世界へと旅立って行きました。

(C)大今良時／講談社

街へ出たフシはさっそく車に轢かれたりもしたのですが、車に乗ったりレントゲン写真を撮ったりタピオカを食べたりと、たくさんの初めてに囲まれて本当に楽しそうでした。

しかしマーチを迎えに行く際にマーチが自分を必要としていないように思い動揺したフシは、魚になって川から海へとひたすらに泳いで行きました。

するとそこで彼はユーキという少年に釣り上げられ、姿を変える能力を持つフシを「神の使者だ」と言って目を輝かせ、その後半ば押し切られるような形でフシは彼の家で暮らすことになります。

そして次の日、「仲間を連れてきてもいいかな？」というお願いを聞き入れてもらえたフシはまずエコと白馬（前世：ピオラン）を蘇らせ、その後ボンの財団に保護されていたグーグーやトナリ、そしてマーチや他のみんなもユーキの家に集まって一緒に暮らすことになりました。

(C)大今良時／講談社

そんなある日フシはユーキと同じ学校の先輩であるミズハという女の子（ハヤセの子孫で守護団の18代目当主）に出会います。

当然今では左腕にノッカーも宿さずに普通に学園生活を送っている彼女ですが、ある時おじいさんの家で守護団のことを知り、偶然街で出会っていた“超越した存在”であるフシに興味を持ち始めます。

しかし、それがきっかけで彼女の身に異変が起きました。

なんと彼女は自分を支配しようとしてくる母親を、無意識のうちに“左腕に持った包丁”で刺し殺してしまったのです。

自分のしたことが理解できずに、靴下のまま逃げるように外へと飛び出していったミズハ。

そして彼女はそんな状況で「君にしてあげられることある？」と言いながら目の前に現れたフシに、笑顔で「私と…友達になって」とお願いをしました。

その後彼女との出会いがフシの運命を大きく変えていきます…！

不滅のあなたへの現世編（現代編）のキャラ＆登場人物をネタバレ！

ここでは現世編に登場する主なキャラをご紹介していきます。

古参キャラもいれば、新キャラもいたりと、現世編は登場キャラが多くにぎやかです。笑

キャラ名＆顔	キャラ説明
フシ	物語の主人公。少年の姿をした不死身の生命体。人間ではない。名前は「不死」から来ている。
マーチ	丸くて小さい。フシのことを「フーちゃん」と呼んでいる。ニナンナの村で生贄に選ばれてしまったが、パロナという女性に助けられる。
グーグー	幼い頃に一緒に貯めていた金を兄に持ち逃げされた。リーンという少女を助けたことで、自分は顔面に傷を負った。ぐちゃぐちゃになった顔を周囲に見せないため、被り物をしている。火を噴くことができる。
トナリ	褐色の肌を持つ少女。ピオランというおばあさんとフシがサールナイン密林に行くため船に乗るが、それは囚人を乗せる船だった。その船に乗っていたのがトナリ。船はジャナンダ島という囚人が囲う場所に着く。フシはトナリと協力し脱出を試みた。
ボンシェン・ニコリ・ラ・テイスティピーチ＝ウラリス（ボン）	ウラリス王国の王子だった。最初はフシの敵のようなキャラだったが、色々な出来事ののち仲間のような存在になっていく。フシや他の「不滅の戦士」たちと共に古都レンリルをノッカーから救った。霊を見る能力がある。
カイ・レナルド・ロウル	元々、ボン王子の近衛兵を務める男。レンリル城でフシと出会う。のちに「不滅の戦士」となり、死んでは生き返りを繰り返して、ノッカーからレンリルを守る。
ハイロ・リッチ	18歳の少年。幼い頃は悪魔憑きの子供として他の子とは違う生活を送っていた。最も古い記憶は幼い頃に歯をすべて抜かれた記憶らしい。「不滅の戦士」となりフシたちと共にノッカーと戦った。
メサール・ロビン・バスター	褐色の肌を持つ男。カイ、ハイロと同じく「不滅の戦士」となりノッカーと戦った。目つきと女癖が悪い。
エコ	フシが街に出たときにたまたまフシが発見する。「土器人」として弟と一緒に見世物にされていたところをフシが助けた。言葉を話すことはほとんどないが、土器を使って意思を伝える能力を持つ。フシになついている。
ミズハ	ユーキの先輩。大抵のことは人並み以上にできる才能の持ち主。ハヤセの血を引いている。守護団の18代当主になる予定。心に闇を抱えている。
ユーキ	明るく奔放な性格。学校ではオカルト研究部に所属している。先輩のミズハに好意を抱いている。ある日フシと出会い、家に招待する。
アイコ	ユーキの妹。黒髪の少女。（ポコアの生まれ変わり？）
カズミツ	ユーキ、アイコのおじいちゃん。白髪の男性。フシやその仲間たちを家に入れることを許してくれた。なんだかんだ優しいおじいちゃん。
イズミ	ミズハの母親。死後、ボンを介してミズハの謎に迫る。
ハンナ	眼鏡の少女。オカルト研究部部長。ミズハの同級生。ミズハの失踪事件では、ハンナを含めオカルト研究部員がミズハを捜索した。のちにミズハと仲良くなる。（パロナの生まれ変わり？）
フウナ	ミズハのことを元々嫌っていた少女。はっきりとした性格をしている。（パロナ or リーンの生まれ変わり？）
サトル	観察者の現世編での姿。この姿で現世を謳歌している。
みもり	ある日学校で飛び降り自殺してしまった、かわいい女の子。
ひろとし	みもりのお兄ちゃん。ゲーム好きのいわゆるチー牛。（笑）変わってしまったみもりをなんとかしたいと思っている。
スミカ	サトルの面倒を見ているお姉さん。少し肉付きがよく、モテる女の子感満載。

「不滅のあなたへの現世編（現代編）をネタバレ解説！キャラ＆登場人物も紹介！」まとめ

この記事では不滅のあなたへの現世編（現代編）をネタバレ解説してきました。

現世編は過去編とは少し違った要素も含まれているので、より楽しめる章になっています！

もし現世に不死身の男の子が現れたら…なんて想像するだけでわくわくしますよね！笑

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