この記事ではアオアシの阿久津渚（あくつなぎさ）の過去と幼少期について解説します。
阿久津はアオアシの作中においてとにかく葦人に突っかかってくる憎きキャラですが、実はその性格は壮絶な幼少期が原因でした。
阿久津の過去を聞いてしまうとあの性格も納得ができ、むしろあの過去からすると真っ直ぐ過ぎると感じるほどです。
では早速阿久津がどんな過去を歩んできたのかを詳しく見ていきましょう☆
- 阿久津の過去
- 阿久津に届いた手紙の内容
※この記事はアオアシのネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
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アオアシの阿久津渚の過去が壮絶すぎる！性格が屈折した原因は家庭環境！
まずはアオアシの阿久津渚の壮絶な過去について詳しく見ていきましょう。
阿久津渚は物語当初からアシトに絡むわ暴言吐くわの悪者キャラでしたが、あれも荒んだ幼少期が原因だったようですね。
阿久津渚の実家はゴミ屋敷
阿久津渚の過去については漫画21巻の第220話で初めて語られています。
エスペリオンユースに来る前の阿久津渚は荒みきった生活をしており、彼の家の中は完全にゴミ屋敷でした。
またゴミの内容をよく見るとカップ麺やビールの缶などが散乱しており、まともな食生活ではないことがわかります。
幼少期からずっとこんな感じの生活だったようで、福田達也が初めて訪れた時の阿久津渚は荒んだ目で完全にグレていました。
むしろこの家庭環境でよく健康に育ちましたね・・
阿久津渚の母親はネグレクト状態
阿久津渚には母親がいるにはいましたが、この母親は完全にネグレクト状態で、阿久津渚は食生活も教育もまともに与えられていませんでした。
そんな阿久津渚の母親はいつも男と遊び歩いていたために阿久津渚をほったからしで、福田達也がユースの話をしに言った時も興味無さそうな様子で
へぇー知らなかった
ま、よかった。引き取ってもらえるってことですよね？
などと口にしていました。
阿久津の母親にとって息子は単なる邪魔者でしかなく、寮や奨学金を完備したエスペリオンユースが引き取ることは好都合だったようですね。
阿久津渚にはエスペリオンユースに入る以外に未来が無かった
阿久津渚の家庭環境は先述の通り酷い有様だったため、阿久津渚があの環境から抜け出すには福田達也の誘いを受けてエスペリオンユースに入るしかありませんでした。
阿久津渚にとって福田達也の目に留まったことは極めて幸運なことで、普通は学校のサッカー部にもクラブにも所属していない阿久津渚にスカウトが来ること自体があり得ないことです。
またエスペリオンユースは国内のユースの中でも最大級の体制で、寮や道具、衣類を完備しているのはもちろん、奨学金制度もあるために阿久津渚のような家庭環境でもサッカーに集中できました。
阿久津渚が物語当初からアシトに絡んできたり、チームメイトといざこざを起こすような問題行動を取っていたのも彼の家庭環境が根底にあったからなんですね。
また阿久津渚にとっては本当の意味で「サッカーしかない」という状態で、日本ではここまでの境遇の選手は珍しいです。
そんな阿久津渚について福田達也は
- 世界への憎悪を、飢餓感を、サッカーの力に変える
- 日本人として規格外
と語っており、他の選手には無い反骨心とハングリー精神に期待していました。
アオアシの阿久津渚が過去を克服？母親からの手紙の内容とは？
アオアシの作中で阿久津渚の過去が明らかになったきっかけは、ある日阿久津渚の元に母親から手紙が届いたからでした。
その手紙の内容はどんなものだったのか、詳しく見ていきましょう。
阿久津渚の元に母親から手紙が来る！
船橋学院戦を終えた後、阿久津渚の元に突然「阿久津千早」という宛名で手紙が届きました。
これは阿久津渚の母親の名前であり、エスペリオンユースに入ったのを期に一切音信不通だった母親が、何故かこのタイミングで息子に手紙を送ってきたのです。
手紙の内容に阿久津渚が動揺
阿久津渚の母親・阿久津千早が送ってきた手紙の内容は
という極めてシンプルなものでした。原因は酒の飲みすぎで、体がボロボロになっていたようですね。
ただ阿久津渚の養育を放棄していた母親が突然こんな手紙を送ってきたことで、これが原因で阿久津渚は少なからず動揺します。
その影響がチーム全体に波及し、大阪ガノン戦では大敗を喫し、その後もチームは低迷してしまいました。
阿久津渚が母親に会いに行き過去を振り切る
漫画27巻の第276話～277話では阿久津渚が母親・阿久津千早に会いに行きました。
そして母親は既に余命1ヶ月という状態で、阿久津渚が最後に見た姿とはかけ離れたやつれた姿で入院していたのです。
ここで阿久津渚が「手紙をよこした理由」を問いただすと、阿久津千早は
ただ、
寂しくなった
と口にします。
最後の最後に憎まれ口や許しを請うセリフでも言うのかと思いきや、思ってもいなかった言葉に阿久津渚は過去の自分を思い出し、「あんたが憎い」「どうあっても許せねえ」と言いつつも、
あんたに見てもらいたかった。
と言って、その日はずっと母親の病室に付き添いました。
アオアシの物語当初から阿久津渚の性格の悪さはずっと悪目立ちしていましたが、エスペリオンユースの主将になり、更に過去も乗り越えたことで完全に変わります。
既にU-18代表として爪痕も残しているので、今後はいつプロになるかに注目ですね。
「アオアシの阿久津渚の過去とは？性格が屈折した原因は壮絶な幼少時代！」まとめ
今回はアオアシの阿久津渚（あくつなぎさ）の過去と幼少期について解説しました。
阿久津渚はアオアシの作中でも恐らく最も嫌われていたキャラでしたが（笑）、物語が進むにつれてその印象がガラッと変わります。
今後も阿久津渚の活躍が楽しみですね☆
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