この記事ではシャドーハウスのラムが「お披露目」で処分された後にどうなったかについて解説します。
ラムはシャドーハウスの物語序盤に登場したキャラの一人で、気弱で無口な性格をしています。
その性格ゆえに弱肉強食のシャドーハウスの中では虐げられており、その境遇を見たエミリコが助けたのをきっかけに仲良くなっていきました。
ただ「お披露目」で処分されてしまうのです。
まずはラムが「お披露目」で処分されるシーンから見ていきましょう。
- ラムの処分のシーン
- ラムのその後について
※この記事はシャドーハウスのネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
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シャドーハウスのシャーリーとラムは「お披露目」で不合格だったので処分される！
まずはシャドーハウスの作中の「お披露目」におけるシャーリーとラムの様子から見ていきましょう。
「お披露目」とはシャドーハウスと生き人形の適性を見て、合格すればシャドーは「顔付き」として成人扱いとなります。
一方で不合格の場合は処分されてしまうのです。
ラム＆シャーリーは「お披露目」不合格に！
「お披露目」ではラム＆シャーリーを含む5対が参加しましたが、唯一ラム＆シャーリーだけが不合格となっています。
実はシャーリーはシャドーとしては「人格の未習得」という不完全な存在で、「お披露目」の時間制限が来る前にシャーリーの体がすすのように散ってしまったのです。
これによりシャーリーは消滅、ラムは不合格となって「処分」の対象となりました。
ちなみにこの現象は3階のメンバーですら見たことがなく、作中ではライアンが「初めてのパターン」と語っていました。
→シャドーハウスの「お披露目」の内容や合格者を見る
ラムは消された？
「お披露目」に合格したシャドーは成人として認められ、シャドー家の一員となります。
一方で不合格になると「処分」の対象となり、「お披露目」が終わった後のお祝いの席にもラムの姿はありませんでした。
具体的にラムがどうなったのかについてはエドワードが
- 30日間珈琲を飲ませて記憶をリセット
- 「顔の見えない人形」として再利用
と語っており、殺されはしていないものの洗脳されて再利用されるという結末のようです。
本来はラムの姿が見えないことでエミリコが心配する場面ですが、お祝いの席で出された「特別な珈琲」による洗脳でラムへの感情を消されていたのです。
ラムが軟禁＆珈琲漬けで記憶を消される？
ラムは「お披露目」が終わった後に軟禁され、「珈琲」を飲まされていました。
こうすることで記憶と人格を操作し、シャドーハウスの中をよく見回りしている「顔の見えない人形」として再利用されるのです。
→シャドーハウスの「洗脳」の方法や謎について見る
それ故に作中では「処分」の内容を知ったエミリコが「じゃあ屋敷内の顔の見えない人形のフードを片っ端からめくっていこう」と発言していました笑
ただラムに関しては少し状況が違っており、その真相について次章で詳しく見ていきましょう。
シャドーハウスのシャーリーとラムは死亡していない！？その後どうなった？
先程お話したとおりシャーリーは「お披露目」中に消滅してしまい、ラムは処分対象となりました。
それ以降ラムは物語に長いこと登場していませんでしたが、ケイト＆エミリコが「星つきの居住棟」に潜入した際に再登場することになります。
ここではラムのその後について詳しく見ていきましょう☆
エミリコが謎の手紙を受け取る！
作中ではケイト＆エミリコが「星つきの居住棟」に潜入し、「特別な珈琲」を普通の珈琲にすり替えることで子供達への洗脳を阻止しようと画策します。
これはこれまでで最大級に危険な試みで、実際途中でエミリコが建物から落ちそうになったり、珈琲保管室でスザンナ＆スージーに見つかりそうになるなど、極めて危険な賭けでした。
ただ作戦は見事に成功し、ケイト＆エミリコは珈琲をすり替えて脱出しようとします。
ここで「星つきの居住棟」の閉門時間となってしまったために閉じ込められますが、棟を徘徊していた「顔の見えない人形」がなぜか門を開けてくれたために無事脱出できたのです。
そして部屋に戻った際、その時の「顔の見えない人形」がエミリコのポケットに手紙を入れていたことに気づきました。
手紙の送り主はラムだった！
その手紙の送り主はラムであり、「星つきの居住棟」でエミリコ達を助けてくれたあの人形は実はラムだったのです。
そしてエミリコとケイトが脱出する際にこっそりエミリコのポケットに手紙を忍ばせていました。
ちなみにその手紙には「お披露目」の後に何が起きたのか、ラムが今現在どんな状況なのかが書かれています。
ラムは「顔なし生き人形」にされるも記憶が残っていた？
先程お話したとおりラムは処分されており、珈琲を飲まされたことで洗脳され、「顔の見えない人形」として再利用されていました。
普通の「顔の見えない人形」は何も喋らず何も感じず、ただひたすら与えられた役目を黙々と全うするのみです。
なのでこの手紙を書いている時点でラムは記憶が残っており、洗脳もされていないことが分かります。
珈琲を飲まされたのに洗脳を免れることができたのは、実はシャーリーも生きていたことが関係しています。
実はシャーリーも生き残っていた！
シャーリーは「お披露目」が終わる直前に崩れ落ちるように朽ち果てており、消滅したかと思われていました。
しかし実は元の小さなモーフに戻っただけで生きており、更には人格とすす能力まで獲得しています。
シャーリーは力が激弱な反面、変身能力があるために隠密活動に長けており、またラムが珈琲を飲まされる際にはラムの口の中に潜み、代わりに珈琲を飲んでいたのです。
これによりラムは洗脳を免れ、「顔の見えない人形」となった後もちゃんと自我が残っていました。
こうしてラム＆シャーリーは図らずも「星つきの居住棟」に潜入している形となり、ケイト達にとっては願ってもない大きな情報源となるのです。
シャドーハウスのシャーリーとラムが復活＆再登場して大活躍！
先程お話したとおりラムは「お披露目」の後で処分されるも、シャーリーが「モーフ」として生きていたことで洗脳を免れました。
そして作中ではケイトが開いた「同期会」でラムが再登場します。
ラムは「顔の見えない人形」として振る舞っていますが、実際には記憶も自我もあるためにケイト達にとっては貴重な情報源です。
さらにシャーリーの小さい体と変身能力は隠密活動に非常に長けているため、星つきの動向などもあ探りやすくなります。
物語序盤はバービーから「無能」などと呼ばれていたラムでしたが、再登場から一気に重要キャラとなりましたね。
「シャドーハウスのラムが処分！その後どうなるかネタバレ解説！」まとめ
この記事ではシャドーハウスのラムが「お披露目」で処分された後にどうなったかについて解説しました。
ラムは物語序盤から登場するも、「お披露目」以降は出番がなく、記憶を消されたと思われていました。
しかし実際にはシャーリーのおかげでラムは無事で、ケイトやエミリコ達の心強い仲間となっています。
今後もラム＆シャーリーには注目ですね☆
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