この記事ではSPY×FAMILY(スパイファミリー)のボンドの能力の詳細や発動したシーン、能力を持っている理由などについて解説します。
ボンドはかつてプロジェクト「アップル」によって特殊な能力と高い知能を有している犬です。
この能力により作中ではロイドも知らない間に命を救われており、実は物語において大きく貢献しています。
まずはボンドの特殊能力の詳細について見ていきましょう。
- ボンドの能力の詳細
- ボンドが能力を獲得した経緯
※この記事はSPY×FAMILY(スパイファミリー)のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
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【スパイファミリー】ボンドはどんな能力を持っている?
まずはスパイファミリーのボンドがどんな能力を持っているのかを詳しく見ていきましょう。
作中ではボンドがその能力を使って大活躍したシーンもあり、今やフォージャー家の隠れた戦力の一人です。
ボンドの能力は「未来予知」
ボンドがその能力を初めて作中で発動したのは漫画4巻の第18話で、アーニャがロイド&ヨルと犬を探しに来ていた時でした。
この時アーニャはボンドの心の中を読み、ボンドの心の中では「ロイド、ヨル、アーニャがボンドを歓迎する光景」が見えていました。
これはボンドが近々迎える未来の光景であり、アーニャが心を読める超能力があるからこそ発覚した能力です。
ボンドの未来予知能力にロイドが助けられた!
アーニャがボンドと出会い、少しだけ未来が変わったことで、先程の「ロイド、ヨル、アーニャがボンドを歓迎する未来」から「ロイドが死亡する未来」に変わりました。
その原因はテロリストがアジトのドアに仕掛けた爆弾による爆発に巻き込まれたことで、さらに西国の大臣も一緒に爆殺されたことで西国と東国の戦争が再発するという未来でした。
ボンドの心を読んでその光景を見たアーニャはロイドが死亡する現場に先回りし、ケチャップでドアに「NO」の文字とナスの絵(アーニャは爆弾を描いたつもり笑)を描いてこれを阻止しました。
ボンドが見た未来は変えることができる!
こうしてアーニャが爆弾テロを防いだことで、ボンドが見る未来が「ロイドがいなくなる未来」から再び「ロイド、ヨル、アーニャがボンドを歓迎する光景」へと変わりました。
このことはロイドが知る由もありませんが、実はボンドとアーニャに命を救われていたのです。
このようにボンドが見る未来は絶対不変のものではなく、事前に動くことでその未来を変えることができます。
このテロ事件以外にも、「ヨルが作った夕飯によってボンドが死亡する未来」をボンド自身が奮闘(?)することで「無事に生存する未来」に変える回もあります笑
【スパイファミリー】ボンドが未来予知の能力を持っているのはなぜ?
ここまでボンドが持っている超能力について解説してきました。
そもそも見た目は普通の犬であるボンドがなぜこんな能力を持っているのか、ここではその過去の経緯について見ていきましょう。
ボンドはプロジェクト「アップル」の実験体
ボンドは東国の旧政権下で勧められていた軍事計画であるプロジェクト「アップル」によってその能力が芽生えました。
この計画では犬のみならず、亀や梟(フクロウ)、羊、イルカなどの様々な動物を実験体とし、恐ろしくIQが高い動物を生み出そうとしていました。
後述するとおりこの計画では相当無茶な実験を繰り返しており、被験体となった動物は使い捨て同然の扱いを受けています。
投薬と実験の毎日
漫画4巻の第22話ではプロジェクト「アップル」での実験の様子が少しだけ描かれており、下記のような内容でした。
- 得体の知れない投薬
- 得体の知れない餌
- 頭に電極を付けて脳波測定
この計画の本来の目的は「IQが異常に高い動物を作る」ことだった筈ですが、まさかボンドにあんな超能力が芽生えるとは想定外だったと思われます。
ただしボンドは人語を話せるわけではないので、アーニャの「心を読む」能力でも無い限りはその能力の存在にすら気づきません。
ある意味ボンドの能力の存在に気づかれなかったおかげで東国に悪用されずに済みましたね。
プロジェクトは途中で頓挫&ボンドは闇ルートへ
そして東国の旧政権崩壊によりこの研究は中途半端な状態で頓挫しており、実験体となった動物達は処分される間もなく闇ルートに流れます。
実は先程のお話したテロリスト達はこの闇に流れた被験体である犬達を「爆弾犬」として使おうとしており、ボンドもその中の一頭でした。
そして結果的にテロは失敗に終わり、爆弾犬にされる予定だった犬達は全員WISEに引き取られます。
しかしアーニャが「ボンドを引き取る」と駄々をこねたことで、晴れてボンドは未来予知通りにフォージャー家の一員となりました。
【スパイファミリー】ボンドは未来予知の能力はあるが伝える能力は無い!笑
作中ではボンドの「未来予知」の能力により、先述のとおりロイドを始めとする数多くの命を人知れず救いました。
ボンドが見た未来は行動次第で変えることができるため、使いようによってはとてつもなく強力な能力となります。
しかしボンドは当然ながら人語を話せるわけではないので、最大の弱点は「ボンドがその未来を伝える能力が無い」ことです。
よってアーニャの「心を読む能力」がボンドの能力と合わさることで初めてその真価を発揮します。
実際作中ではボンドが「自分が死ぬ未来(ヨルの夕飯のせいで笑)」を見るシーンがありますが、それを表現する手段がドタドタ暴れるぐらいしかありません笑
ちなみにこの回ではロイドの仕事をボンドが手伝うシーンもありますが、やはりボンドの能力を最大限発揮するにはアーニャとのコンビが一番ですね。
「【スパイファミリー】ボンドの能力とは?アップルの実験体!」まとめ
今回はSPY×FAMILY(スパイファミリー)のボンドの能力の詳細や発動したシーン、能力を持っている理由などについて解説しました。
ボンドの未来予知の能力は今後も活躍の場が多くありそうです。
それにしてもフォージャー家はペットも含めて全員が特殊な能力を持った家族ですね笑
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