この記事では鬼滅の刃のアニメ第5話のネタバレ考察や感想、原作との違いや伏線などについてお話します。
第4話からついに鬼殺隊士になるための最終選別が始まり、炭治郎は初日からいきなり異形の鬼と対峙することになります。
無数の鬼が跋扈(ばっこ)する藤襲山(ふじかさねやま)で7日間生き残るのが条件の最終選別、炭治郎は無事に乗り切れるのでしょうか?
鬼滅の刃のアニメ第5話のあらすじとネタバレ!

鬼滅の刃のアニメ第5話はバトルあり、涙ありの濃密な回です。
第5話の重要な場面を一つ一つ見ていく前に、前話のおさらいからお話します。
鬼滅の刃のアニメ第4話のおさらい
第4話では炭治郎が錆兎(さびと)に勝利し、同時に鱗滝(うろこだき)の最後の試練である大岩斬りを見事に達成しました。
鱗滝は炭治郎に最終選別への参加を許可し、炭治郎は最終選別が行われる藤襲山に向かいました。
藤襲山には過去に鬼殺隊が生け捕りにした鬼が放し飼いにされており、最終選別に通る条件は「ここで7日間生き残ること」です。
世にも恐ろしいサバイバルが始まり、炭治郎は早々に巨大な異形の鬼と遭遇します。
この鬼は47年前に鱗滝に生け捕りにされた鬼で、これまでに鱗滝の教え子を13人食ってきました。
そしてその中には錆兎(さびと)と真菰(まこも)も含まれており、そこで炭治郎は錆兎と真菰が既に死んでいることを知ります。
この異形の鬼はこれまでに炭治郎が遭遇したどの鬼よりも手強かったものの、鱗滝直伝の水の呼吸・壱ノ型・水面斬りで頸(くび)を両断します。
手鬼の悲しい過去

手鬼は江戸時代、人間を食っているところを当時の鬼殺隊・鱗滝に見つかり、体を斬られて生け捕りにされました。
そして手鬼は炭治郎に首を斬られる瞬間、その太刀筋が当時の鱗滝と重なって見えます。
錆兎ですら斬れなかった手鬼の硬い首を両断し、手鬼の体が灰になっていく中、手鬼は人間時代の記憶が蘇ります。
手鬼が人間だった頃、彼には兄がいました。
暗いところが苦手で、いつも兄の手を握って甘えていた頃の記憶が蘇り、炭治郎が手鬼の手を握ると手鬼は涙を流しながら消えていきました。
そしてこの瞬間、炭治郎は錆兎、真菰、その他の鱗滝の教え子たちの仇を討ち、彼らの魂は鱗滝のいる狭霧山へと消えていきました。
最終選別が終了、生き残りは4人?
藤襲山にいる鬼の中ではこの手鬼が一番手強い鬼でした。
炭治郎は手鬼を倒した後、他の鬼と遭遇するも、問題なく倒していきます。
しかし炭治郎は「鬼を人間に戻す方法」を鬼に聞きたくて何度も問いかけますが、どの鬼も聞く耳を持たずに襲いかかってくるばかりでした。
そして炭治郎は無事に7日間生き残り、最終選別が終わりました。
最終選別が終わり、その場にいたのは炭治郎、黒髪の少女、金髪の少年、目つきの悪い少年の4人だけでした。
最初は20人近く参加者がいましたが、他は全員鬼に食われてしまったようです。
日輪刀の材料「玉鋼」と連絡用の「鎹鴉」

最終選別に通った炭治郎達には鎹鴉(かすがいがらす)という人語を話すカラスが支給されました。
このカラスは連絡用で、鬼殺隊に入ってからはこのカラスを通じて指令などが届きます。
また鬼を殺すための「日輪刀」の材料である玉鋼をこの場で選び、炭治郎たちの日輪刀は10日~15日で完成すると告げられます。
ちなみにこの後、謎の人物が最終選別の結果を聞き、
「5人も生き残ったのかい。優秀だね」
と言います。この人物は鬼殺隊にとって超重要人物です。
鱗滝、禰豆子との再会

7日間の最終選別を無事通過し、鬼と戦い続けて疲労困憊の炭治郎は木の棒を杖代わりにしながら帰途につきます。
支給された隊服すら重く感じるほど疲労した炭治郎、半日以上かけて鱗滝の家に向かいます。
炭治郎が鱗滝の家に着く頃には辺りはすっかり暗くなり、ようやく鱗滝の家が見えたところで突然戸が中から蹴破られます。
戸をふっ飛ばして中から出てきたのは禰豆子で、炭治郎は実に2年ぶりに起きている禰豆子に再会します。
「朝起きたら禰豆子は死んでいるのではないか」
と毎朝不安に思いながら2年間過ごしていた炭治郎は禰豆子の姿を見て大泣きし始めます。
そして鱗滝も炭治郎の帰還に気づき、炭治郎と禰豆子を抱きしめながら天狗面の下で泣きながら炭治郎を労います。
ひょっとこ刀鍛冶「鋼鐵塚蛍」

最終選別を終え、炭治郎が選んだ玉鋼から鍛えた日輪刀が届きました。
日輪刀を持ってきたのはひょっとこの面をかぶった全く人の話を聞かない刀鍛冶「鋼鐵塚蛍(はがねづか ほたる」です。
日輪刀は別名「色変わりの刀」と言われ、持ち主の適正に応じてその色を変える特徴があります。
炭治郎が日輪刀を抜くと漆黒の日輪刀となりました。
黒い日輪刀を見た鱗滝は「黒だな・・」と微妙な反応、「赤い日輪刀を見たかった」という鋼鐵塚は八つ当たりで炭治郎にプロレス技をかけます。
日輪刀を携え、鬼殺の剣士に
そんなこんなで日輪刀を手にした炭治郎は正式に鬼殺隊の一員となり、さっそく鎹鴉から最初の指令を命じられます。
とある街で起きている謎の行方不明事件を解決せよ、というもので、行方不明の原因に鬼が絡んでいる可能性があります。
次話からは炭治郎の鬼殺隊としての人生が始まります。
最終選別に生き残った4人+1人
最終選別に生き残ったのは炭治郎、黒髪の少女、金髪の少年、目つきの悪い少年の4人でした。
しかし謎の人物によると「5人」が生き残ったと言っているため、あと1人誰か生き残りがいたのかもしれません。
最終選別に生き残ったメンバーは会社で言うところの「同期」です。
今後のストーリーでも絡むことが多くなるので風貌などを覚えておきましょう☆
鬼滅の刃のアニメ第5話と原作(2巻)との違い
アニメ第5話は原作の漫画2巻の第8話~第9話にあたる回です。
原作と比べてストーリーに違いはありませんが、アニメならではの細かい描写が追加されています。
まず藤襲山で手鬼を倒した後、炭治郎は何体もの雑魚鬼と遭遇し、そのたびに「鬼を人に戻す方法」について尋ねています。
これは漫画版では描かれていないシーンです。
また鬼の特殊能力である「血鬼術」について、アニメ第5話ではかなり詳しめに語られています。
一方で原作の漫画では第10話の回想シーンで1コマだけの説明です。
鬼滅の刃のアニメ第5話の伏線
アニメ第5話でもいくつか伏線となるポイントがありました。
中には後々とても重要になる要素もあるので、一つ一つ紹介していきます。
生存者は4人ではなく5人?残りの1人は?
最終選別が終わり、最後まで生き残っていたのはどう見ても4人でした。
しかしその後に謎の人物が「5人も生き残ったのか」と言っており、数が合いません。
ここについては後々明らかになりますが、謎の人物が言うとおり「5人」が正解です。
禰豆子はなぜずっと眠っていたのか
禰豆子がとにかくよく眠る理由については鱗滝が仮説を立てており、
「人を食う他の鬼とは違い、禰豆子は眠ることで体力を回復させているのかもしれない」
というものでした。
故に禰豆子は他の鬼と違って人を食わない、ということですね。
炭治郎の黒い日輪刀
炭治郎が日輪刀を抜くと漆黒に染まりました。
鱗滝いわく、黒い日輪刀は「あまり見ない」とのことです。
ちなみに鱗滝や炭治郎と同じく水の呼吸を扱う義勇の日輪刀は青です。順当に考えれば炭治郎の日輪刀も青くなるはずですが、なぜか漆黒に染まりました。
炭治郎の日輪刀が黒くなったことは、物語が進むにつれてかなり重要な要素になってきます。
鬼殺隊士の階級
鬼殺隊には階級が存在しており、全部で10段階あります。
最終選別を通過した炭治郎たちはもちろん一番下の位で、「癸(みずのと)」という階級です。
参考までに階級は下記のとおりです。
(上にいくほど偉い) | 階級名 | 読み方 |
1 | 甲 | きのえ |
2 | 乙 | きのと |
3 | 丙 | ひのえ |
4 | 丁 | ひのと |
5 | 戊 | つちのえ |
6 | 己 | つちのと |
7 | 庚 | かのえ |
8 | 辛 | かのと |
9 | 壬 | みずのえ |
10 | 癸 | みずのと |
鬼滅の刃の原作においてはこの階級についてあまり詳しい説明はありません。
炭治郎の現在の階級である癸はいわゆる平社員で、現代に換算すると月給20万円ほどだそうです。
「鬼滅の刃のアニメ第5話のネタバレ!最終選別に生き残ったのは?」まとめと感想
今回は鬼滅の刃のアニメ第5話のネタバレ考察や感想などについてお話しました。
第4話と比べると戦闘シーンは少なめで、最終選別を通過して鬼殺隊の一員となった炭治郎の今後の活躍を期待させる演出が多めでした。
また個人的には禰豆子が2年ぶりに目を覚まし、炭治郎が泣いているところを、いつも厳しかったあの鱗滝が涙を流しながら炭治郎を出迎えるシーンは作中屈指の感動ポイントです。
日輪刀を携えて正式に鬼殺隊となった炭治郎、次話では初任務にあたります。
鬼滅の刃のアニメ各話のネタバレ一覧
鬼滅の刃のアニメ第1期のネタバレについては下記の表からお好きなところに飛べます。
また映画版の鬼滅の刃のネタバレもこちらの記事でお話しています。

アニメ「鬼滅の刃」を無料で視聴できる!
アニメ第5話も戦闘あり、感動ありの文句なしに面白い回でした。
記事の中では可能な限り細かく内容を記載しているつもりですが、やはり実際に映像で観ていただくことを強くおすすめします。
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