この記事では鬼滅の刃のアニメ版第2話のあらすじやネタバレ情報、原作の漫画との違いや伏線などについてお話します。
第1話でいきなり家族を失い、唯一生き残った妹・禰豆子(ねずこ)は鬼になるというハードモードな人生が確定した主人公・炭治郎(たんじろう)は、冨岡義勇の指示通りに鱗滝左近次がいる狭霧山へと向かいます。
鬼滅の刃のアニメ第2話のあらすじとネタバレ!

鬼滅の刃のアニメ第2話について、全体のあらすじやストーリーの流れをネタバレ情報と共にお話します。
まずは第1話のストーリーのおさらいです。
鬼滅の刃のアニメ第1話のおさらい
炭治郎は炭焼きの一家の大黒柱として、第1話でも大量の炭を背負って街に売りに出ました。
そして炭治郎が自宅に戻ると、そこには血溜まりの中で息絶えた家族がいました。
その中で唯一まだ体温が少しだけ残っていた禰豆子を背負って雪山を下りますが、その途中で禰豆子は鬼に変貌して炭治郎に襲いかかります。
そこに鬼狩りである冨岡義勇が現れ、禰豆子を殺そうとしますが、自我をなくしているはずの禰豆子が炭治郎をかばう姿勢を見せるなど、「他の鬼とは違う」と感じて義勇は禰豆子を殺さずに見逃します。
義勇は炭治郎に「狭霧山にいる鱗滝左近次を訪ねろ」と言い残し、その場を去っていきました。
第2話は炭治郎が鱗滝左近次の元を訪ねるところから始まります。
狭霧山へ向かう炭治郎と禰豆子
鬼の大きな弱点の一つが「日光にあたると消滅する」ことです。
一刻も早く狭霧山にいる鱗滝左近次を訪ねるためにも、炭治郎は昼でも移動できるように禰豆子をカゴに入れて背負うことにしました。
ちなみに炭治郎が作ったカゴでは禰豆子の体には小さすぎて体が入りませんでしたが、禰豆子は体を大きくしたり小さくしたりできるので、体を縮めてカゴに入りました。
お堂で鬼と遭遇、戦闘開始

狭霧山に向かうために昼も夜も関係なく歩き続ける炭治郎、辺りがすっかり暗くなってしまったため、道中のお堂に立ち寄ることにします。
しかしお堂からは血の匂いが漂っており、炭治郎が慌ててお堂に入ると、そこにはお堂の主と家族と思われる人の亡骸と、それを食っている鬼がいました。
人間の炭治郎が鬼である禰豆子と行動していることに訝しがりながらも、この鬼は炭治郎に襲いかかってきます。
炭治郎は咄嗟に斧で鬼の喉を斬りますが、不死身である鬼の傷はすぐに塞がってしまいます。
鬼の人外の運動能力の前に炭治郎はすぐに地面に引き倒されますが、炭治郎の危機に禰豆子が反応して鬼の頭を蹴っ飛ばし、あまりの蹴りの威力に鬼の首がちぎれて頭が吹き飛びます。
ちなみにここの場面、禰豆子はお堂の亡骸を見て、涎を垂らしながらも食欲を我慢していました。
「禰豆子が人間を食わない」ことについては今後も重要な要素になってきます。
しかし首がちぎれてもなお死なない鬼、ここから「鬼の頭vs炭治郎」、「鬼の胴体vs禰豆子」の戦闘が始まります。
天狗のお面男・鱗滝左近次が登場
鬼は不死身なため、炭治郎の斧では殺すことができません。ひとまず炭治郎は頭部分を木に磔にした状態で禰豆子の加勢にいきます。
鬼の胴体は崖の下に突き落とし、炭治郎は頭だけになった鬼に小刀でとどめを刺そうとしますが、
「そんなものではとどめは刺せん」
と背後から天狗のお面をかぶった老人に話しかけられます。
【本日の放送情報】
— 鬼滅の刃公式 (@kimetsu_off) April 20, 2019
TVアニメ「#鬼滅の刃」第2話「育手・鱗滝左近次」
◆岡山放送
4/20(土)25時50分~
放送情報の詳細はこちらhttps://t.co/OzKa1YSQtN pic.twitter.com/plFJ1lR1eE
「小刀が駄目なら石で頭を叩き潰そう」と考えた炭治郎は大きめ石を持って鬼と対峙しますが、結局頭を潰す行動に出られません。
天狗面の老人は炭治郎の様子を見て、
「思いやりが強すぎて決断ができない。この子は鬼殺の剣士になるのは無理だ」
と考えていました。
そんなこんなで炭治郎がモタついている間に夜が明け、朝日が出てきます。ほんの少しの日光だけで鬼の頭は炎上し、一瞬で灰になりました。
鱗滝左近次からの問い
夜明けまで鬼とにらめっこしていた炭治郎、その間にお堂の亡骸は天狗面の老人が弔っていました。
実はこの天狗面の老人こそが義勇の言う鱗滝左近次(うろこだき さこんじ)で、鱗滝は炭治郎に「お前の妹が人を食ったらお前はどうする?」と問います。
あまりの質問内容に炭治郎がフリーズすると、鱗滝は炭治郎の頬をひっぱたいて叱責します。
「妹が人を食ったらやることは2つ。妹を殺す。お前は腹を切って死ぬ。鬼になった妹を連れて行くというのはそういうことだ」
「しかしこれは絶対にあってはならない。罪なき人をお前の妹が傷つけることは絶対にあってはならない」
鱗滝は炭治郎にこれからの覚悟を決めさせ、ひとまず鱗滝の住処がある狭霧山まで駆け出します。
炭治郎からすれば老人の鱗滝、しかし体力が尋常ではなく、炭治郎は禰豆子を背負いながらなんとかついていきます。
罠満載の狭霧山の下山試練
長時間全力ダッシュさせられた炭治郎に鱗滝は「今から山に登る」とスパルタなことを告げます。
禰豆子を鱗滝の家に寝かせ、炭治郎は鱗滝に連れられて狭霧山を登ります。
辺りはすっかり暗くなり、全力ダッシュ後に続けざまの登山で炭治郎は体力の限界状態です。
そして鱗滝は炭治郎に鬼殺の試練内容を伝えて姿を消します。
夜明けまでに狭霧山を下山せよ
内容は単純明快、霧で視界は悪いものの炭治郎は鼻が利くため、炭治郎は笑いながら「これは楽勝だろ」とフラグを立てます。
当然そんな甘いわけがなく、狭霧山には無数の罠が仕掛けられていました。
石つぶてや落とし穴、デカイ木槌、極めつけに狭霧山の高所は酸素が薄いために炭治郎の体力をどんどん削っていきます。
それでも炭治郎は禰豆子を人間に戻すため、自身の鼻の良さで何とか罠を嗅ぎ分け、たびたび罠をくらいながらも下山を続けます。
炭治郎は鬼殺の剣士へ
禰豆子の面倒を見ていた鱗滝は窓の外を見て、夜明けまであと少しであることを確認していました。
そこに戸が勢いよく開きます。
そこには血だらけで痣だらけ、土まみれの炭治郎がぶっ倒れる寸前の満身創痍でいて、無事に下山成功しました。
これにより炭治郎は鬼殺の剣士としては鱗滝に育てられることになります。
禰豆子が可愛くて生きているのが辛い

第1話では突然鬼化させられ、炭治郎に襲いかかった禰豆子は凶暴なイメージがありました。
第2話からは一転してマスコットキャラに変貌し、ファンの間では禰豆子の無邪気な様子を絶賛する声が上がっていました。
大体の方が第2話冒頭の「穴から顔を出す禰豆子」にやられたようです笑
鬼滅の刃のアニメ第2話と原作(1巻)との違い
アニメ第2話は、原作の漫画でいうと1巻の第2話~第3話の部分です。
ストーリーについて特に違いはなく、アニメオリジナルの演出などはありませんが、一つだけ違ったのが「鱗滝が義勇の手紙を受け取る」シーンです。
漫画ではまず鱗滝が義勇の手紙を受け取り、次にお堂での鱗滝との邂逅、という順番でしたが、アニメ版では義勇の手紙のシーンが炭治郎の下山後に来ていました。
次回からの鬼殺の剣士としての修行に話を分かりやすく繋げるための展開だと思われます。
鬼滅の刃のアニメ第2話の伏線
鬼滅の刃の第2話もいくつか伏線となる要素がありました。
下記に主な伏線をご紹介します。これらはアニメが進むにつれてだんだん明らかになってくるので、頭の片隅に置いておくとより楽しめます☆
鱗滝左近次はなぜ天狗面をかぶっているのか
鱗滝左近次は普段から天狗面をかぶっており、素顔を見せることはありません。
理由については本編ではなく、第3話のエンディング後の「大正コソコソ噂話」で明らかになります。
何か深遠な意味でもあるのかと思いきや、「顔立ちが優し過ぎて鬼に馬鹿にされたから」だそうです笑
鬼は基本的に不死身
お堂で対峙した鬼から明らかなように、鬼は基本的にどんな物理攻撃を加えても死にません。
禰豆子に蹴飛ばされて首だけになっても生きているぐらいなので、一般人では鬼に太刀打ちすることはできません。
(ただし鬼滅の刃の作中には生身で鬼と戦うような尋常ではない「一般人」もいます笑)
鬼の弱点とは
お堂の鬼が朝日で灰になったことからも、鬼にとって日光が最大の弱点です。日光で灼かれて灰になったら再生できません。
よって鬼が活動するのはいつも夜です。
さらに鬼にはもう二つ弱点があり、それは「藤の花」と、「鬼殺隊が持つ刀で首を斬られること」です。ここに関しては第4話以降で語られます。
禰豆子は人間を食わなくて大丈夫なのか
鬼は人間が主食であり、お堂の鬼のように人間を見つけたら一切遠慮なく食いに来ます。
では禰豆子はどうかと言うと、お堂で炭治郎が鬼と押し問答している間、禰豆子は目を見開き、涎を垂らして人間の遺体を凝視していました。
これは明らかに人間に対して食欲を感じていたものと思われます。
ちなみにその後、炭治郎が狭霧山を下山している間も下山し終わってからも禰豆子はずっと眠っていました。
このあたりの因果関係についても次話以降で語られます。
炭治郎が目指す鬼殺の剣士とは
そもそも炭治郎が鱗滝に試練を課せられていたのは、鬼殺の剣士としての修行を受ける資格があるかどうかを見るためでした。
鬼殺の剣士とはその名の通り鬼を狩るのが生業の者で、「鬼狩り」とも呼ばれます。
この鬼殺の剣士はどうすればなれるのか、どんな組織なのか、リーダーは誰なのか、これも次話以降で語られることになります。
鱗滝左近次は何者なのか
鱗滝は義勇からの手紙を受け取っており、さらに手紙の内容から察するに、義勇の師匠のような立場の人間だと思われます。
鬼殺の剣士である義勇の師なら、鱗滝自身は鬼を狩らないのか、鬼殺の剣士とどんな関係があるのか、次話以降で明らかになります。
「鬼滅の刃のアニメ第2話のネタバレ!鬼化した禰豆子が可愛くて辛い」まとめと感想
今回は鬼滅の刃のアニメ版第2話のあらすじやネタバレ考察、原作の漫画との違いや伏線などについてお話しました。
第1話で不幸のドン底に落とされた炭治郎、義勇の紹介で鱗滝と無事に会えましたが、恐ろしくスパルタな環境に放り込まれました笑
しかし禰豆子を救うためにも炭治郎は厳しい修行に立ち向かっていくことになります。第3話も鱗滝のスパルタ指導が続くのでしょうか。
第3話は「錆兎と真菰(さびと と まこも)」というサブタイトルです。
鬼滅の刃のアニメ各話のネタバレ一覧
鬼滅の刃のアニメ第1期のネタバレについては下記の表からお好きなところに飛べます。
また映画版の鬼滅の刃のネタバレもこちらの記事でお話しています。

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