この記事では2020年の台風18号のたまご(=熱帯低気圧)の発生などについて、最新情報をお伝えします。
(2020年10月25日更新)
2019年の台風19号のような大きな被害をもたらす台風が今後も発生する可能性があるので、早め早めに情報収集してお伝えしていきます。
台風情報については日本では気象庁の発表が主ですが、実は台風予測については欧州や米国からの情報も得られます。
欧州は「ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)」、米国は「米軍合同台風警戒センター(JTC)」から情報収集が可能です。
ECMWFは台風14号のUターンするような進路を予測していたことで最近話題ですね。
またそれ以外にも「Windy」というサイトからは気圧配置や風向きなどをリアルタイムの映像で見ることもできます。
今回はこれらの情報をまとめ、台風18号の情報をいち早くお届けします。
気象庁の進路予想
台風18号「モラヴェ」がフィリピン近郊で発生し、現在は西北西の方角に進行中です。
今のところは日本に上陸する心配はなさそうです。
気象庁の台風情報は通常3時間ごとに更新され、台風が日本から300km圏内に入ると1時間ごとに更新されます。
台風に限らず天気予報というのはいまだに非常に難しいものなので、気象庁だけでなく様々な情報源を参考にすると良いです。
この記事では欧州と米国の情報もあわせてご紹介します。
台風18号の情報
10月25日現在は台風18号「モラヴェ」がフィリピン近郊にあるという情報が入っています。
最新情報は随時お知らせします。

現在の天気図
こちらが最新の天気図です。
天気図の下の方に台風18号が西北西の方角に進んでいることが分かります。

現在の海水温の様子
気象庁のホームページから公開されている海水温の様子です。
台風は海水温が26.5℃以上になると発生するとされており、日本の南の海上では赤~ピンクの領域があるので26.5℃を超えていますね。
今後も台風が発生する可能性は秘めているものの、もう10月終わりに差し掛かっているので段々台風発生の確率も下がっていきます。

米国合同台風警戒センター(JTWC)の進路予想
米国合同台風警戒センター(JTWC)の台風予想で台風18号「TS 21W “MOLAVE”」という名前で表示されています。
フィリピンをすっぽり覆うような位置にいることが分かりますね。
こちらも随時情報を更新していきます。

この予想図の見方ですが、図の下に黄色、オレンジ、赤の丸と説明書きがあります。
これらを日本語で言うと下記のとおりです。
LOW:黄色い丸 24時間以内に台風が発達する可能性は低い
MEDIUM:オレンジ色丸 台風に発達する可能性が高いが、24時間以上かかる
HIGH:赤色丸 24時間以内に台風に発達すると予測される
赤色矢印 台風
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の進路予想
台風18号は日本から離れた位置、フィリピン近郊にいるため、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の台風予想では台風18号は視認できず、下記の図のようになっています。
こちらも随時更新していきます。

Windyの最新情報
Windyでは画面をクリックして日本の南西の方にずらしていくと、フィリピンあたりにある台風18号の様子が見れます。
このWindyのツールが最も視覚的にわかりやすいですね。風向きや気圧配置などがひと目で分かります。
台風18号の名前と由来とは
台風18号の名称はフィリピンが提案した「Molave(モラヴェ)」です。Molave(モラヴェ)はフィリピンに生えている一般的な木の名前です。
台風の名前に関しては台風委員会(14カ国等が加盟)という組織が決めており、北西太平洋または南シナ海に発生する台風には共通のアジア名が付けられます。
台風の前にこれを準備しておくと安心!
台風18号に限らず、台風シーズンには準備しておきたいものをご紹介します。
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「台風18号(2020)のたまご発生はいつ?熱帯低気圧を気象庁/米軍予報から進路予想」まとめ
台風は発生してからの進路予想が非常に難しく、上陸の危険があると思ったらそれたり、逆にそれると思っていたら直撃することもあります。
常に最新情報を手に入れておくことと、直撃した時のために物資や避難所の確認など、事前に準備は進めておきましょう
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