この記事では優良な中小企業に就職したい新卒の方向けに、
具体的な探し方について解説します。
「就活は大企業1本でいく」
「中小企業への就職は考えてない」
という方も、是非目を通していただけると嬉しいです。
就活を実際に体験してみると分かるのですが、誰もが知っているような大企業に入ろうとすると競争率が数百倍、なんてことはよくあります。
(500人募集のところに50000人が志望する、といった具合に・・)
勿論その競争に勝って大企業の内定が貰えたら本当に素晴らしいことです。
ただ大企業ばかり志望して、仮に内定が貰えないまま何か月も過ぎると精神的にとても辛いので(実体験w)、
心理的な余裕を得るためにも中小企業の就活は行うべきです。
更に中小企業の中には下記のような優良な企業もたくさんあります。
○ホワイトで働きやすい
○これから大きく成長する将来性がある
○会社にあわせて自分もスキルアップできる
是非視野を広く持って充実した就職活動にしましょう☆
中小企業の定義
そもそも論ですが、中小企業の定義をご存知でしょうか?
中小企業基本法に基づく定義では、下記に該当する企業が中小企業です。
○製造業・建設業・運輸業:
資本金が3億円以下で従業員数300人以下
○卸売業:
資本金が1億円以下で従業員数100人以下
○サービス業:
資本金が5000万円以下で従業員数100人以下
○小売業:
資本金が5000万円以下で従業員数50人以下
「従業員数が300人って結構多くない・・?」と思う方もいるかと思います。
その感覚はその通りで、だからこそ日本の企業の99%以上が中小企業と言われています。
冒頭で述べたような、誰でも聞いたことがある大企業というのは全体から見ると本当にごく一部なんです。
新卒の方必見!中小企業の探し方
具体的にどうやって中小企業を探せばいいのか、具体的な方法を3つご紹介します。
①就職サイトに登録する
定番中の定番ですね笑
やはり今の時代、インターネットを活用した就職活動がメインになっています。
リクナビ、マイナビを筆頭に様々な就職サイトがありますが、
まずはリクナビやマイナビに登録してどんな企業があるのか眺めてみるといいでしょう。
日本の中小企業の数は400万社を超えると言われており、
これらのサイトにある会社だけでも膨大な数があります。
②就職四季報で探す
次にご紹介するのが「就職四季報」という書籍(東洋経済新聞社)から探す方法です。
就職四季報にはいくつか種類があり、
○就職四季報 優良・中堅企業版
○就職四季報 女子版
○就職四季報 企業研究・インターンシップ版
といったものがあります。中小企業を探す場合は「就職四季報 優良・中堅企業版」を参照すると良いです。
就職四季報には具体的な業務内容、福利厚生、離職率、有給取得率、平均年収などの情報が載っています。
お勧めの手順としては、
・①の就職サイトである程度興味のある企業をピックアップ
・就職四季報でより詳細な情報を見る
というやり方が良いでしょう。
OfferBoxに登録する
3つ目のお勧めの方法として、OfferBox(オファーボックス)に登録することです。
OfferBoxはリクナビやマイナビほど世間に認知されているサービスではありませんが、
OfferBoxに登録しておくと企業から就活生に面接のお誘いが来ることがあります。
一時期の就職活動を経験した方からすると「そんなバカな・・」と思うサービスですが、本当です笑
勿論ただ名前を登録すれば企業からオファーが来るわけではありません笑
きちんとしたプロフィールを作成する必要があり、これが履歴書として機能します。
しかし紙の履歴書とは違い、このサイトでは動画、写真、スライドなどを使ったPRも可能です。
研究・学業の成果やインターン、留学といった経験をもとに自己PRできれば優良な企業の目に留まる可能性も高くなります。
「留学とかインターンの経験ないよ・・」
という方でも、まず記入できるプロフィールは全て記入しましょう。
何故ならプロフィールが十分に記載されていないと、企業側もどんな人間なのかが判断できないからです。
更に留学やインターンの欄が空欄でもオファーが来た事例はたくさんあるので、まずは熱意あるプロフィールを作ってみましょう。
OfferBoxには2020年8月現在、6910社以上が登録されています。
その中には資生堂やMicrosoftなどの名だたる大企業も含まれており、20%近くが上場企業です。
OfferBoxに関しては、プロフィールを完成させた後は基本的にオファー待ちなので、就職活動のカードの一つとして活用しましょう。
まとめ
この記事では優良な中小企業を探す方法として3つご紹介いたしました。
①就職サイトに登録する
②就職四季報で探す
③OfferBoxに登録する
2020年は新型コロナウイルス感染症により多くの企業が影響を受けました。
大企業だから安全、といった常識は今や崩れつつあります。
現在の会社規模よりも、
「将来成長が見込まれるビジネスか?」
「これから先自分の力で生きていけるスキルが身に付くか?」
こういった視点で会社を探してみると良いです。
将来性のあるビジネスモデルを持った企業で、是非ご自身のスキルアップもできる企業で活躍してください☆
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