この記事では鬼滅の刃のアニメ第10話のネタバレ情報やストーリーの考察、原作との違いや伏線について解説します。
前話で珠世、愈史郎の邸宅に手毬鬼の「朱紗丸(すさまる)」と、矢印鬼の「矢琶羽(やはば)」が襲撃してきました。
鬼舞辻無惨の刺客として送り込まれたこの2体の鬼は炭治郎が今まで遭遇した鬼の中でも最も強力で、厄介な血鬼術の前に苦戦を強いられます。
第10話ではメンバー総出で協力して鬼に立ち向かいます。
鬼滅の刃のアニメ第10話のあらすじとネタバレ!

第10話は朱紗丸と矢琶羽との戦闘の続きから始まります。
まずは第9話がどんな内容だったか、あらすじについておさらいしていきましょう。
鬼滅の刃のアニメ第9話のおさらい
第9話では朱紗丸と矢琶羽が珠世と愈史郎の邸宅を探し当て、炭治郎と珠世、愈史郎が話しているところに突然鞠が飛んできます。
これは朱紗丸の攻撃で、当たると人間の頭が吹き飛ぶぐらいの威力があります。
さらに矢琶羽の矢印の血鬼術により、鞠が物理法則を無視した動きをしてきます。
そこで炭治郎が矢琶羽の相手をし、その間は禰豆子と愈史郎が朱紗丸の相手をすることになりました。
炭治郎は矢琶羽の血鬼術に苦戦しつつも何とか頸を斬ります。
矢琶羽の最後の悪あがき

炭治郎は水の呼吸の応用で矢琶羽の頸を両断し、残るは朱紗丸だけです。
しかし炭治郎の体には矢琶羽の矢印も当たっていました。矢琶羽は灰になるまでの間にフルパワーで血鬼術を発動します。
炭治郎の体を壁に叩きつけようとしたり、上空高くからフリーフォールのように落としたりと、一つでもまともに受ければ即死の攻撃を受け続けます。
炭治郎は水の呼吸の型を連発し、何とか壁や地面に当たる瞬間に衝撃を緩和します。
そして矢琶羽の頭が灰になると同時に、ようやく矢印が消えました。
矢琶羽を倒し、炭治郎は残りの朱紗丸を倒しに向かおうとしますが、大技連発した反動とあちこち骨折する大怪我を負って動けなくなってしまいました。
禰豆子と朱紗丸の蹴鞠合戦

一方で朱紗丸の方は愈史郎が相手をしていました。
禰豆子は鞠に足を飛ばされたため、愈史郎が血鬼術で自身の姿を消して朱紗丸と格闘していましたが、動きを朱紗丸に読まれて劣勢になります。
そこに足を再生した禰豆子が戦線に復帰します。
禰豆子は朱紗丸が投げる鞠を性懲りもなく蹴飛ばしますが、今度は足は千切れず。むしろ鞠を蹴り返します。
最初は朱紗丸はドッジボールのように鞠をぶん投げていましたが、禰豆子に影響されたのか途中から蹴りで返します。
世にも恐ろしい蹴鞠の応酬が始まり、この蹴鞠合戦はなんと禰豆子が競り勝ちます。
珠世の血気術
禰豆子がひとまず蹴鞠合戦を制しましたが、まだ朱紗丸には余裕がありました。
その様子を見た珠世が戦闘に介入します。

珠世は朱紗丸に「鬼舞辻無惨の正体を知っているのか」と尋ねると朱紗丸は分かりやすく動揺します。
さらに珠世は話術で畳みかけ、朱紗丸に何かを言わせようと煽ります。
・鬼舞辻無惨はただの臆病者である
・鬼が群れをなさないのは自分が襲われないようにするため
実はこの時、珠世は血鬼術「白日の魔香」を発動しており、脳の機能を低下させて自白剤のような効果を発揮していました。
そして朱紗丸は知らず知らずのうちに「鬼舞辻様」と口にしてしまい、珠世の話術と血鬼術にハマった朱紗丸に「無惨の呪い」が発動します。
無惨の呪いの効果

朱紗丸は無惨の名前を口にしてしまったことを泣きながら虚空に向かって謝罪しますが、容赦なく無惨の呪いが発動します。
朱紗丸の体の内部から異形の腕が何本も飛び出し、その腕が朱紗丸の体を叩き潰しました。
無惨の呪いにより死んだ鬼は再生することはなく、朱紗丸は着物と血溜まりだけになりました。
朱紗丸の生前の記憶
無惨の呪いにより原型も留めない姿になった朱紗丸から
「鞠・・」
「遊ぼう・・」
というかすかな声がしました。
炭治郎は最後の最後、朱紗丸の亡骸の元に鞠を持っていってあげます。
そして朝日が昇り、朱紗丸の体は灰に散りました。
朱紗丸の過去については原作でも言及がありませんが、鬼にされる前は鞠遊びが好きな普通の子供だったのかもしれません。
珠世・愈史郎との別れ

珠世と愈史郎は今回の襲撃により鬼舞辻無惨に居場所を知られてしまったため、邸宅を捨てて別の場所に移ることになりました。
その際に珠世は「禰豆子さんは私達がお預かりしましょうか?」と炭治郎に提案しますが、炭治郎は禰豆子と一緒に行く道を選びます。
善逸との再会
浅草での一件が終わり、カラスから早速次の任務が告げられます。
炭治郎がカラスの指示通りの道を歩いていると、道の途中に金髪の見覚えがある少年がいました。
鬼滅の刃11話感想
— あいすくりーむ (@snowmiracle14) June 16, 2019
善逸・伊之助登場回。
善逸へたれすぎてマジでツボやわ(笑)
前半(というか開始5分ちょい)だけでおなかいっぱいやわ。
鬼と戦う緊張感の欠片もない(笑)
次回は戦闘回。見ものです。#鬼滅の刃 pic.twitter.com/AsfYLB9OWU
金髪の少年は最終選別に残っていた少年・善逸です。
善逸は少女に泣いてすがりつきながら「結婚してくれ」と懇願しており、少女は完全にドン引きしています。
第11話はこの善逸との絡みから始まります。
無惨の呪いはひたすらエグい・・
炭治郎が第7話で沼鬼に無惨のことを質問しただけで、沼鬼はガクブルしながら「言えない」としか口にできなくなりました。
その理由が今回はっきりと描かれていましたね・・
再掲↓

朱紗丸が鬼舞辻という単語を口にしただけでミンチの刑、共産党もビックリの言論統制です。
鬼滅の刃のアニメ第10話と原作(3巻)との違い
鬼滅の刃のアニメ第10話は原作の漫画3巻の第18話~第19話にあたる回です。
ストーリーの展開は原作とアニメに違いはありませんが、アニメ第9話と同様に愈史郎の戦闘シーンがアニメオリジナルとして描かれています。
原作の漫画では愈史郎は血鬼術を使う場面は多くありますが、実際に格闘するシーンはないので、漫画しか見たことがない方は必見です。
鬼滅の刃のアニメ第10話の伏線
アニメ第10話でもいくつかの伏線がありました。
今後のストーリーにも関わってくる要素もあるので一つずつ解説します。
本物の十二鬼月はもっとヤバい
第9話で朱紗丸が自身のことを十二鬼月と名乗っていましたが、これは無惨に乗せられて(=騙されて)いただけで、実は十二鬼月ではありません。
十二鬼月は眼球に数字が刻印してあり、例えば下弦の伍であれば「下伍」という文字が目に刻まれています。
矢琶羽や朱紗丸の目には何も刻まれていないため、十二鬼月ではありませんでした。
つまり本物の十二鬼月は矢琶羽と朱紗丸よりもっと強力ということになります。
無惨の呪い
第10話では朱紗丸が「鬼舞辻様」と口にしただけで呪いが発動しました。
呪いが発動するとどうなるかは朱紗丸が身を持って見せてくれたとおりです(・_・;)
ちょっと誘導尋問に引っかかって名前を口にしただけで惨殺されるとか、鬼の世界で生きるのも随分厳しいようです。
禰豆子は無惨の呪いを克服している?
珠世は自身の体を色々と改造することで無惨の呪いを外すことができました。
しかし珠世のような例外を除いて、鬼は基本的に無惨の呪いがかかっています。
では禰豆子はどうなのでしょう。

禰豆子はそもそも人語を喋らないのでタブーを犯すこともありませんが・・
無惨の名前を口に出しただけであんなことになる呪いなんてかかっててほしくないですね。。
鬼が群れをなさない理由
今回は矢琶羽と朱紗丸が共闘する形でしたが、これは鬼としてはかなり珍しい構図です。
珠世いわく、鬼が群れをなさないのは無惨がそのように統制しているからでした。
その理由は「鬼が群れになり、無惨に一斉に襲いかかってくるのを恐れている」からです。
無惨の呪いにより言論統制をかけたり、鬼の集会を規制してまで自分の身を守っていたということですね・・
珠世が無惨のことを「臆病者」と評しているのはこのあたりが理由のようです。
愈史郎が珠世に惚れたきっかけ
本編に関わることではありませんが、珠世に絶大の好意を寄せている愈史郎、好きになったきっかけは一目惚れだったそうです。
ちなみにアニメ第8話のエンディング後の大正コソコソ噂話で、愈史郎は「珠世日記」なるものをつけるのが趣味だと暴露されています。
内容の一部が朗読されましたが、内容はただのストーカーです笑
「鬼滅の刃のアニメ第10話のネタバレ!無惨の呪いがエグい!」まとめと感想
今回は鬼滅の刃のアニメ第10話のネタバレ情報やストーリーの考察などについて解説しました。
炭治郎は任務を経るたびに強力な鬼と戦闘していますが、今回はまた厄介な相手でした。
第9話もそうでしたが、鬼滅の刃のアニメは戦闘シーンの爽快感、臨場感が凄いため、見ていて全く飽きません。
そして戦闘シーンの爽快さと対比するような鬼との戦闘後の切なさ、救われない雰囲気も独特です。
第11話は最終選別の同期である善逸と再会した炭治郎、次の任務で共闘するのか、展開に注目ですね☆
鬼滅の刃のアニメネタバレ一覧
鬼滅の刃のアニメ第1期のネタバレについては下記の表からお好きなところに飛べます。
また映画版の鬼滅の刃のネタバレもこちらの記事でお話しています。

アニメ「鬼滅の刃」を無料で視聴できる!
今回は鬼滅の刃のアニメ第10話についてのネタバレ情報をお届けしました。
一つ一つのシーンを細かめに記事にしていますが、戦闘シーンなどはやはり実際の映像を観ていただければより楽しめます。
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